障害のある人の人権を擁護する弁護士集団　Disability and Humanright global Lawyers' net

組織・役員

役職	名前	所属弁護士会
代表	竹下義樹	京都弁護士会
事務局	採澤友香	第二東京弁護士会

障害と人権全国弁護士ネットについて

障害と人権全国弁護士ネット　設立趣意書

 私たち弁護士一人ひとりは、それぞれ、障害を理由とする差別や人権侵害に対する権利救済に取り組んでまいりましたが、本日、全国各地から集まり、障害と人権全国弁護士ネットを結成いたしました。
障害を理由とする差別や人権侵害に対する個々の弁護士による取り組みには限界があり、大きな障壁の前に立ちすくむことが多く、困難を極めておりました。今後は全国の弁護士が互いの経験と情報を交換しながら、力を合わせ、障害を理由とする差別や人権侵害の根絶に向けて力を注いでまいりたいと思います。
私たちは、今後次のことを行ってまいります。

1. ①障害を理由とする差別や人権侵害に対する弁護士一人ひとりの取り組みについて情報交換をし、 経験交流を重ね、研鑽を重ねます。
2. ②各弁護士が担当した事件を事務局に集積し、経験にもとづく貴重な資料を差別や人権侵害に対する今後の取り組みに活用します。
3. ③障害を理由とした差別や人権侵害を受けている人たちの権利救済のため、事務局に相談窓口を設け、障害と人権全国弁護士ネットに参加する全国の弁護士が権利救済にあたります。
4. ④障害を理由とした重大な差別や人権侵害には、障害と人権全国弁護士ネットの総力をあげて権利救済を行います。
5. ⑤2001年11月9日日本弁護士連合会は「障害のある人に対する差別を禁止する法律の制定を求める宣 言」を採択しましたが、この宣言にそって私たちは「障害のある人に対する差別を禁止する法律」の制定に総力をあげてまいります。
　

上記のとおり宣言し、ここに障害と人権全国弁護士ネットを設立します。

2002年9月14日
障害と人権全国弁護士ネット
代表　竹下義樹